当院で行っている白内障手術の半分以上が多焦点眼内レンズを使ったものです。自分で調べて来院される方もいれば、お子さんに連れてこられる方もいますね。
当院は厚生労働省により先進医療施設として認定されており、高度な治療を提供できていると自負しています。国内のさまざまなレンズも取り扱っています。
その方の目の状態やライフスタイルによってレンズの適性は異なりますから、患者さんに喜んでもらえるよう、自分の家族のような気持ちで診療させていただきます。
時間\曜日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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午前9:00~12:00 | ● | ● | ● | ― | ● | ● | ― |
手術 | ★ | ★ | ★ | ★ | ★ | ★ | ― |
午後15:30~19:00 | ● | ● | ● | ― | ● | ● | ― |
木曜、日曜・祝日はお休みをいただいております。
★:日帰り白内障手術・近視治療(レーシック)・緑内障検診
飛蚊症レーザー治療も日々、普通に行っています。
レーザーが効果を発揮しやすいのはワイスリングと呼ばれる、加齢に伴ってできる特徴的な混濁です。
写真の右は治療前の混濁、左は治療後、ワイスリングが綺麗に消えています。
日帰りで15分程度の治療、痛みは全くありません。
飛蚊症の程度は人によって差がかなりありますから、30分から1時間以上、治療に取り組む場合もあるため、時間のエンドポイントが無い午後診療の最後に行うようにしています(治療を行う側の事情だけでしたら複数回に分ければ良いのかもしれませんが、できるだけ1度で治療を行うように今のところしています)。
]]>金曜日の外来、手術とも無事に終了しました。
今日はICL、レーシック、アドオンレンズ、多焦点眼内レンズなど、様々な矯正手段の治療方法を行いました。
多焦点眼内レンズは5焦点眼内レンズであるインテンシティーを使用しました。
最初に水晶体などをレーザーで分割(左写真)。
レーザーと水分が反応して泡が出ています。
インテンシティー特有の回折構造。
今回は右眼はノントーリック、左眼はトーリックを使用(写真右)。
インテンシティー、イスラエル製の眼内レンズなので、少し前の中東戦争の期間は輸入がストップしていましたが、本日の症例は開戦前の注文、配送で影響はありませんでした。
ちなみに、インテンシティー、レーザー白内障手術、多焦点白内障手術での術後のタッチアップは無料で対応しており、当院での価格は乱視有りでも一律、片眼48万円(税込)です(おそらく全国で最安です)。
同様の治療、保証内容ですと、近隣の名古屋でしたら片眼が170万円くらいしますので、ある意味、採算度外視とも言えます。
もともとは価格で眼内レンズを選ぶのではなく、治療を受けられる方にとって価格バイアスを除くことで最善の選択ができるよう、自費の多焦点眼内レンズとレーザー白内障手術ではどのレンズを使用しても同じ48万円(税込)にしていますが、物価の変動や採算を考えると片眼98万円くらいにしないとなのかもしれません。。。
物価上昇に伴って、いずれは価格変更をしないとといけないのですが、悩ましい話です。
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日曜日は硝子体注射、ファリシマブ(商品名バビースモ)のセミナーが都内であり、参加してきました。
バビースモは当院が岐阜県内で初めて使用した経緯があったのですが、注射当初の効果の分かり易さに関しては他の薬剤に比較すると分かりにくさもあったために、使用する場面は限られていましたが、登場してから数年経過して、他の薬剤が持つ血管内皮増殖因子(VEGF-A)以外のアンジオポエチン-2(Ang-2)の作用による新生血管を抑制する効果や黄斑下出血の出現率の明らかな少なさが分かってきて、今後、注目される薬剤です。
柳津あおやま眼科クリニックでは副院長の菊池医師が名古屋大学で黄斑外来を担当していたこともあり、専門家の診察を受けることができ、かつ、硝子体注射は日曜日、祝日以外、ほぼ毎日行っていますので、症状の変化に合わせた最善の対応が可能です。
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今回のセミナーの開催場所は品川駅高輪口側のプリンスホテル敷地内の施設でした。
20年近く前に米国から帰国して都内に最初に住んだ際には、国内の出張を考えてアクセスが良い品川駅近くの同ホテル敷地内のアパートメントに数年間、住んでいましたから、少し懐かしく感じました。
ですが、高輪プリンス側にはあまり行ったことがなかったので、少し散策。
同じ西武グループの東京プリンスの敷地内にあった門が移設されていました。
すぐ近くの高輪ゲートウェイ駅の開発も随分と進んでいました。
スーパーなど、さまざまな商業施設が入る予定、また、環状線もこの付近まで延長されてきます。
セミナー終了後は品川駅に移動し、大事な人と会ってから、所要のために銀座に移動。
日曜日でしたから、歩行者天国でした。
1時間半で用事を済ませ、有楽町駅まで徒歩で移動。
途中の銀座三越ではお化けの飾り付けも。
帰りの新幹線では少し贅沢して駅で購入したサザコーヒーの将軍コーヒーのアイスをいただきました。
様々な困難はありますが、ご来院いただいた方々に対して最善の医療を提供できるように、明日への努力、今週、来週への準備、そして、長期的な努力を地道に続けていきたいと思います。
]]>20年くらい前に治療を担当させていただいた方の術後検診や、新規にご紹介いただいた方の診察など。
有名なお店のバームクーヘン、いつも気を遣っていただき、ありがとうございます。
年月を経ると家族構成も変わり、お孫さんの話なども。
都内での診療の際には最近はルーチンでお昼は吉野家でねぎ卵牛丼、具材多め、ご飯少なめ、つゆだく。
帰りの新幹線でマクドナルドが定番です。
物流も盛んになり、帰りの新幹線は隣席が空くことはなくなってきました。
ユニクロ銀座旗艦店でしたらその場でオーダーのTシャツ作成が可能。
試しに1着作成、今月末の行事で着用です。
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今日から7月になりました。
すっかり季節は夏のようです。
今日も白内障手術の他、ICL、レーシックなど十数件の手術。
季節的にICL、レーシックを受ける方が増えてきました。
どちらの治療も休診日以外は毎日行なっております。
レーシックはデータがあればできる手術、乱視がないタイプのICLは院内在庫がありますので、当日手術も対応しております。
乱視タイプのICLはオンラインで国内在庫を確認して発注、早ければ翌日、クリニックに届きます。
ご興味がある方はご相談ください。
]]>6月最後の外来、手術とも無事に終了しました。
白内障手術も多焦点眼内レンズを使用した症例も含めて多くの方にお受けいただきました。
夏に向けて、ICL、レーシック治療を受けられる方も増えています。
東海地方では白内障や網膜疾患、緑内障等の一般診療を行っているクリニックとして最多の症例数になります。
近視自体がこれらの病気の大きなリスク要因となりますから、目の健康管理を長い目でトータルで行うことができるのが当院の特徴にもなります。
ICLやレーシックの実際の治療費用は国内最安になるのではないかと思います(自費診療のみのクリニックでは行ってみると近視度数や乱視、角膜の状態で選択できる術式が高いものであったり、追加料金がかかることが多いのですが、当院ではシンプルにして追加料金はかかりません)。
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日曜日は十年以上ぶりに購入した自転車の納車に名古屋に行ってきました。
数年型落ちのロードバイクです。
値段のこともありましたが、ロードバイク、今のモデルは変速は電動になり、充電を定期的にしないと乗ることができないのと、バッテリー上がりをしてしまうと修理のためにお店に持ち込まないといけないので、変速が電動になる前のモデルをあえて注文しました。
前回、十年以上前に購入したのがロードバイクを悪路競技用にしたシクロクロスでしたが、今回は純粋なロードバイクにしました。
最近買った車は40年以上前のエアコンもパワーウィンドウも無い、キャブレーター仕様の原始的な車ですが、近いうちには自動車ではなく移動は自転車で、さらには自分の足を使ったランニングでの通勤も含めた生活をする方向にシフトしていく準備をしています。
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水曜日の外来、手術ともすべて無事に終了しました。
最近は曜日によりますが、午前中は硝子体手術や難症例の白内障手術、午後は多焦点眼内レンズを使用した白内障手術やICL、レーシックなど、通しで終日、手術を行うことが多くなってきました。
基本、日曜日以外は毎日手術を行なっているので、白内障以外にも網膜や角膜など様々な疾患の方が来院されます。
手術治療以外にも様々な治療、処置に対応しています。
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もうすぐ7月、すっかり夏になりかけてきました。
暑さ対策で診察室のファンも増えてしまいました。。。
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たまたまですが、白内障手術は全症例、ヴィヴィティ、ファインビジョン、テクニスオデッセイなど、多焦点眼内レンズを使用しています。
今日の症例ではないのですが、先週の症例。
右眼が-13ディオプター、左眼が-19ディオプター超の最強度近視(最強度近視の定義は-10ディオプターですから、左眼はその度数が大幅に上回ります。
治療翌日は両眼ともに裸眼で1.2に回復されていました。
最も強い度数の眼内レンズを使用しても、若干、近視が残る可能性が高かったのですが、予測よりは近視は残らず。
最近は強度近視対応の多焦点眼内レンズも選定療養で出てくる予定です。
他、先週はレーシック治療後の白内障手術で視力が出にくい方のトポガイド治療も。
20年以上前にレーシック、最近、白内障手術を他院で受けられたものの、視力が出にくいため、当院にご相談にいらっしゃいました。
細かい乱視、収差の分析ではコマ収差も相当、大きかったので、トポガイド照射のラゼック治療を行いました。
ある程度は改善するはずなのですが、慎重に経過をみていきます。
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この日曜日は国内某所で新しい機器の打ち合わせがあり、早朝から深夜にかけて、相当の距離の移動が必要でした。
ただ、土曜日の夕方に午前中に近医でクラビッドやベストロンなどの抗菌剤での点眼治療を開始されたものの、進行が急速な角膜感染症の方が来院され、いくつかの治療方法の変更をしたうえで、翌日朝5時台にご来院いただき、角膜の状態が改善傾向にあることを確認した上で、さらに点眼薬を一部変更、夜もまた見させていただき、角膜穿孔は回避でき、徐々に改善してきていました。
まだしばらくは時間がかかる状況ですから、慎重に治療を継続していく予定です。
打ち合わせも幸にして予定通り行うことができました。
今後導入する海外製の機器の細かいセッティングなど、今回は海外からその打ち合わせのために来日していただいたのですが、ひととおりの大事な仕様を決めることができました。
より安全に、かつより高い質を実現するための手段として新しい機器を導入することにしたのですが、いつも通り、採算度外視での決定なので、なんとかしていかないといけません。。。
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本日は午前の診療後、福岡で開催されている学会に参加してきました。
処置などの内容によっては参加を見送る可能性があったのですが、10分くらいの余裕をもって到着することができました。
中部国際空港、セントレアまではクリニック近くの笠松駅から名鉄で約1時間。
福岡空港からは地下鉄で博多駅まで6分でとても便が良いです。
今回は日本白内障屈折矯正手術学会に付随して行われたICLのユーザーミーティングでした。
ICLは規格品でレンズの大きさをいくつかのサイズから選んで挿入するのですが、そのサイズの決定法要や、挿入する際の粘弾性物質の有無に関する議論など、通常の学会発表よりも踏み込んだ内容でとても勉強になりました。
他、ICLの素材であるHEMAに対するアレルギーも非常に稀にですが起こりうること、事前に気をつけることなども。
19時半までの会合で、20時5分のフライトでしたから、終了と同時に空港に向かい、無事に帰りの便に乗ることもできました。
かつて一緒に仕事で関わった方達が活躍されており、刺激にもなりました。
]]>火曜日の外来、手術も無事に終了しました。
レーシック以外には白内障手術など。
多焦点眼内レンズを使用した白内障手術ではレーザーを使用しました。
過熟白内障やチン小帯脆弱症例、角膜内皮細胞が少ない症例などで水晶体にできるだけ負荷をかけない手段としてもレーザーは有効です。
採算が合わないのが最大の欠点ではありますが、安全に手術を行うために有用な技術ですから、引き続き維持して使用していきます。
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