結膜嚢胞の切除 | 柳津あおやま眼科クリニック

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結膜嚢胞の切除

更新日:2025年06月03日

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本日の診療も無事に終了しました。

白内障手術が最も多いのですが、その他のさまざまな小手術、今日は涙点閉鎖の他、結膜嚢胞の切除も行いました。

時折ですが、白目にぷっくりとした膨らみができて、治らない方がいらっしゃいます。

それが実は結膜嚢胞で、針で穿刺して中の液体を抜いても、また水が溜まって膨らんできます。

根本的な解決方法は嚢胞の切除です。

今回も点眼等でずっと治らず、当院に相談にいらっしゃった方。

結膜を数ミリ切開して、結膜下の嚢胞を破らないように慎重に周囲の組織から剥離して除去しました。

ぷっくりとした嚢胞が上の写真の様に出てきました。

これで今回は治るかと思われます。

結膜が膨らむ疾患には他には上の写真のように急性のアレルギー反応による結膜浮腫もあります。

こちらは異物に反応して急激なアレルギー反応が起きて生じる現象で、とても強い痒みがあるととに、一気に腫れてしまい、びっくりされて来院されることも多いです。

嚢胞と違い、全体的に結膜が腫れ上がった感じになりますが、点眼薬にて速やかに改善します。

睫毛の電気分解や霰粒腫の切開、鼻涙管閉塞症の手術など、眼瞼周囲のさざまな治療にもできるだけ即時に対応できるようにしていますので、お困りの方はご相談ください。