眼のサプリメント
診察をしていると時折、サプリメントのことを聞かることがあります。
特に、加齢性黄斑変性症に代表されるような眼の老化現象には特効薬がないため、現状で進行予防効果が実証されているサプリメントを服用するのが治療の選択肢のひとつになります。
処方薬以外の選択肢も提供できるよう、今回、柳津あおやま眼科クリニックでも眼のサプリメントを導入しました。
導入したサプリメントの成分ですが、
”ルテイン”は目の網膜の黄斑部(おうはんぶ)に多く存在しており、黄斑を守る働きがあります。
加齢・喫煙により減少するのですが、体内では合成することができませんから、外部から摂取するしか方法がありません。
今回導入したオプティバリアに含まれるルテイン10mgの量で、米国で行われたAge-Related Eye Disease Study (AREDS) という大規模臨床試験でも加齢黄斑変性の進行を予防することが実証されています。
日本における加齢黄斑変性治療のガイドラインにおいてもルテイン摂取が勧められています。
ルテインは、その他に、白内障の進行予防や血管の動脈硬化を予防する働きもあると言われています。
2.アスタキサンチン
ピント調節力を改善させ、眼精疲労を和らげると言われています。網膜の血流を増加させたりします。
3.ビルベリー成分
ビルベリーに含まれるアントシアニンが網膜の光を感じるのに大切な働きをするロドプシンを活性化させ、網膜の機能低下・眼精疲労を予防します。また白内障の予防にもなります。
4.ビタミンC
白内障の予防に役立ちます。
5.亜鉛
欠乏すると暗いところで見えなくなる夜盲症(やもうしょう)になります。また、味覚を正常に保つのにも大切です。皮膚や粘膜の健康維持を助けます。
一日一錠、30日分で2800円(税込み)です。
ご希望の方は受付でお申し出ください。