レーシック治療後の白内障手術 | 柳津あおやま眼科クリニック

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レーシック治療後の白内障手術

更新日:2017年09月05日

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昨日、白内障手術を受けられた方の中には、以前、レーシック治療を受けられた方もいらっしゃいました。

レーシック治療後でも問題なく白内障手術ができるのですが、その他の白内障手術と異なる点は、レーシック治療を受けられた方は裸眼で見えることへの願望が大きいことです。

そもそも眼鏡やコンタクトレンズが何らかの理由でしずらいためにレーシックを受けられているのであり、白内障手術後でも眼鏡無しの生活を望まれる方が多いです。

単焦点眼内レンズを使用した白内障手術は遠くに合わせた眼内レンズを使用すれば、近くは老眼鏡が必須となりますし、近くに合わせて近視を残せば、遠くは眼鏡が必要となり、手術後も眼鏡を使用する前提で手術をおこないます。

ですから、多少、もともとある乱視が残っても眼鏡で矯正すれば良い、という発想もないわけではないですし、矯正誤差で近視や遠視が残っても、眼鏡を当初から使用する前提なので、では、見えづらい部分に関しては、眼鏡を作りましょう、となります。

ですが、レーシック治療後の方の白内障手術では、できるだけ眼鏡無しの生活を目指して手術することが多いので、遠視や近視、乱視が限りなく少ないように手術を行う必要があります。

そのために、眼内レンズ度数を計算するのに、様々な計算式を使用したり、切開方法を工夫したりします。

昨日、手術を受けられた方は幸いにして等価球面値が+0.25で狙い通り、創口の浮腫で一時的に乱視がやや出ていますが、これはそのうち、減少するはずです。

今年に入ってからも定期的に、レーシック治療後の白内障手術を行っていますが、幸いにして全例、狙い通りの結果が出ています。

なお、もしも近視や遠視、乱視が残った場合でも、エキシマレーザーを使って治療は可能です。

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今日は白内障手術、レーシック治療などを行いました。

上の写真はレーザー白内障手術で使用する道具。

至ってシンプルです。

Simple is best. です。