柳津あおやま眼科クリニック
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当院からのお知らせ

金(こがね)神社

更新日:2016年05月08日

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岐阜市の中心部にある、金(こがね)神社にて参拝してきました。

金神社に隣接する金(こがね)公園にはかつて、岐阜市内を走っていた路面電車が展示されています。

たまたま、おそらくは恒例であろう朝の奉納が行われており、連続した太鼓の音に抑揚のある声が絡み合って、神的な高揚感が得られるものでした。

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おみくじは大吉でした。

いつも、だいたい大吉をひくのですが、普段何気なく過ごしている日常の中には数え切れないくらいの”吉”があるわけなので、当たり前と思ってしまう事柄に感謝して、気を引き締めていかないと、という気持ちになります。

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早朝の柳ヶ瀬は静かです。

やなな”なき後の柳ヶ瀬はどこか、寂しげです。

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柳ヶ瀬の吉野家、朝は閉まっていました。。。

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岐阜はかつては繊維の街として繁栄した歴史がありますが、今はそれが中国、さらにはベトナムやカンボジア、インドなどに移りつつあり、岐阜駅前の繊維問屋街にいると、時間が止まったかのような感覚におそわれます。

古いビルの間をつなぐ、おそらくは所有者がかけたであろうビルの間の歩道、お互いのビルが揺れればぽっきりと折れてしまいそうです。

繁栄のさなか、増改築を繰り返したビルが多く、今となっては耐震上、造れなそうな構造の建物がひしめき合っています。

10年以上前に消失したウォッチマンの看板がさほど古びずにかかっており、今でも定時になればシャッターが開きそうな気がしました。

ウォッチマン、かつては全国で40店舗近くを展開したチェーン店で、私も時計の電池交換等でお世話になりましたが、名古屋の美宝堂と同じく、その頃には無くなってしまうとは考えられないような栄華を極めた存在でした。

岐阜に限らず、各地方都市では同じような現象が起こっているのでしょう。

柳津あおやま眼科クリニックは岐阜市のかつての中心ではなく、郊外にあるため、近くにはロードサイドの店舗が数多くあり、また、今も新しい店舗ができつつあります。

近くには歩いてすぐにはイオン(地元民にとっては今でもジャスコです)、そして、もう少し行くとカラフルタウンがあります。

こうしたショッピングモールも、次々に新しいモールが近くにできたりして、栄枯盛衰を繰り返しています。

新しくできたショッピングモールが最も繁栄するのが最初の5年、それ以降は近隣に新しいショッピングモールができ、客足は分散されていきます。

ショッピングモールの寿命は30年くらいだと言われてます。

イオン柳津店の前身のジャスコシティ柳津店がオープンしたのが1979年、イオンに変わったのが2011年で、約30年です。

カラフルタウンは2000年オープンですから、あと10年ちょっとは大きな変化はないのかもしれません。

しかしながら、ショッピングモールの文化もネット通販がさらに普及していくと、変わっていくような気がします。

かつて繁栄した商店街が寂れてしまったように、モール文化も変わっていくのか、また、その変化のスピードは思った以上に早いのか、それとも遅いのか。

話はずいぶんとずれて回り道しましたが、眼科クリニックにおいても、白内障や硝子体などの手術の技術は日進月歩で、この数年間はかなり変化しつつありますから、知識と技術をアップデートしながら、永きに渡って、常に最良の医療を提供できるようにしていきたいものです。