柳津あおやま眼科クリニック
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当院からのお知らせ

いただきものと土用丑

更新日:2016年07月30日

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白内障手術を受けられた方からいただきました。

地物の茄子にトマト、胡瓜、ピーマン。

実が引き締まった感じのトマトと胡瓜はシンプルに塩だけで食べると美味しそうです。

本当にありがとうございます。

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今朝も診療開始前に約5キロのランニング。

ほぼ毎日、走ることができていますが、全力で走ると、酸欠に加えて、熱中症になりそうです。

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スタミナをつける、という目的だけではないのですが、生活の中に息づく風習を大事にしながら生きる、というのもあって、お昼はスタッフ全員、柳津の鰻屋さん、喜多川の鰻をいただきました。

土用の丑に鰻を食べる由来は、平賀源内が鰻屋さんのプロモーションで始めたとか、諸説ありますが、スタミナをつけるために鰻を食べる、という習慣はかなり以前からあるようです。

万葉集の大友家持の歌に、

石麻呂に 吾れもの申す 夏痩せに よしといふものぞ 鰻とり食せ 巻16-3853

痩す痩すも 生けらばあらむを 将(はた)やはた 鰻を漁ると 河に流れな 巻16-3854

とあり、かなり以前から鰻はスタミナ食として考えられていたようです。

今朝の外来でお越しいただいた方から、”昔は目に良いということで、鰻の肝を食べなさい、と言われたものですが、本当なのでしょうか”というご質問をいただきました。

うなぎの肝には、蒲焼の約2倍のビタミンA、多くのビタミン類やアミノ酸類、ミネラル、DHA、EPAが含まれています。

そのうち、ビタミンAは目の網膜にあるロドプシンという光の明暗を感じる物質の主成分となっているため、特に夜盲症に効果があるといわれています。

発展途上国ではビタミンA欠乏症が小児の失明の原因にもなっていますから、ビタミンAは目には欠かせない成分です。

ただ、昔と比較して、鰻の値段が高騰し、当然ながら、鰻の肝もいい値段がしますから、サプリメントで摂取するのが一番、安上がりになります。