手術の準備 | 柳津あおやま眼科クリニック

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手術の準備

更新日:2016年10月01日

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本日も無事、外来が終了しました。

昼間の時間帯は来月の白内障手術の準備もあり、19時過ぎの外来終了までほぼ、ノンストップの一日でした。

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使用するレンズの確認。

レンズの裏表、方向など。

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眼内レンズはカートリッジを使用して2〜2.5ミリの小切開から挿入しますから、かつての白内障手術と比較して眼への負担も大幅に軽減されています。

なお、使うレンズごとにカートリッジへの設置方法が異なり、柳津あおやま眼科クリニックでは多焦点眼内レンズや単焦点眼内レンズ、フェイキック手術で使用する有水晶体眼内レンズなど、10種類以上のレンズを取り扱っているので、覚えるスタッフが大変です。

柳津あおやま眼科クリニックでは手術や検査に使用する機器も多く、それらを取り扱う大変さはありますが、白内障手術は水晶体の濁りを取り除くと同時に、近視や遠視、乱視の矯正も可能であり、見え方の大幅な改善によって、治療を受けられる方の生活の質は大きく変わります。

今日、白内障手術の術前検査をうけられた方のおひとりは、裸眼視力0.01で−24ディオプターのかなり強い近視、お持ちの眼鏡でも0.03の矯正視力でコンタクトレンズは装用困難、という状況でした。

以前、埼玉の所沢にある国立障害者リハビリテーションセンターで、白内障が強い方の見え方の体験をしたことがあるのですが、矯正視力が0.03になるような白内障ですと、ほとんど手探りで生活しているようなもので、その不自由さはかなりのものです。

今でも白内障は世界では失明の第一原因で、日本では皆保険制度のおかげで、白内障を放置して失明する方はほとんどありませんが、一人暮らしの方などで、上記のように、かなり進行するまで我慢される方もいらっしゃいます。

安全第一ですが、ひとりでも多くの見え方で困っている方が良くなっていただけるよう、日々の診療を頑張ります。