外来終了、レンティスその後 | 柳津あおやま眼科クリニック

柳津あおやま眼科クリニック
柳津あおやま眼科クリニック

当院からのお知らせ

外来終了、レンティスその後

更新日:2019年03月22日

後でこの記事を読むなら、はてなブックマークが便利です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

本日の外来、無事に終了しました。

最後の方は硝子体出血を伴う網膜裂孔。

19時以降の来院でしたので、散瞳、処置などで20時半過ぎに終わりました。

本当にどうもお疲れ様でした。

今日は白内障手術のほか、レーシック4件など。

遠くは飛騨の古川からも治療のお越しいただきました。

白内障手術では軽い近視を残す、-2ディオプター狙いでの手術もあったので、単焦点眼内レンズも使用しましたが、最近は保険適応となった多焦点眼内レンズ、レンティスコンフォートを使用しているので、単焦点眼内レンズを使う頻度が大幅に減りました。

レンティスコンフォートの術後経過はというと、

左眼の白内障手術、術前は遠くは視力0.5で白内障により矯正不能、近くも+3ディオプターのレンズで0.5がようやく見える状態でした。

手術後、遠くは裸眼で1.0くらい、近くも裸眼で0.5近く見えているので、手術前に老眼鏡で見えていたくらいには近くが裸眼で見えるようになっています。

もうひとかた、

同じく左眼の白内障手術、術前は裸眼0.5。

術後は裸眼で0.9、近くも裸眼で0.6近く見えるようになりました。

裸眼で近くが0.6くらいあると、明るいところでしたら裸眼で新聞が読めることが多いです。

レンティスコンフォートで手術を受けられた方に、手術後、眼鏡の使用の有無を聞いていますが、ほとんどの方は眼鏡なしで生活できているようでした。

従来の多焦点眼内レンズと比較すると、近くの見え方は劣りますが、それでも、遠くだけでなく、近くもある程度見えるようになれば、生活の質は大きく向上します。

来週には追加発注したレンティスコンフォート100枚が届く予定です。

慎重に、適応を見極めながら使用していこうと思います。